五反田にて商談相手と性感エステバトル

ライラックの匂いが大通り公園に溢れていた。アスファルトの路面に初夏の光が眩しいほどに照り返している。年に数度は五反田に出張しているが、この時期の北の都は格別だ。空気が清澄になり、生きとし生けるものすべてに生気が漲り始めるからだ。もちろん、女性の肌の露出度が高くなることも、私がこの季節を待ち望んでいる理由だ。爽やかな風が、頬を撫でていく。薄着になった女性の胸元は艶めかしく、不思議と気分が昂揚する。いつものように商談相手とホテルのロビーで待ち合わせ、軽い食事を共にした。仕事の話が一段落すると、次第に話は下ネタへ。ススキノのあの店の誰々が可愛いとか、あの性感エステ店にはいい娘が揃っているとか、もうありとあらゆる情報が頭の真上で空中戦。一面ガラス張りの窓越しに、初夏の陽射しが差し込んでいる。歩道を闊歩している女性の丸味を帯びた臀部が、私の双眸を釘付けにした。ちょっと早いですが、五反田へ繰り出しますか? 元来助平な商談相手も無碍に断る理由もなくて、いざ出陣と相成った。いい歳をした中年オヤジ二人が、お天道様の下をニヤニヤしながら歩いている姿は、他人の目にはどう映るのだろうか。当の二人は分かっちゃいない。目指すは、性感エステ一直線。周りの目など関係ない。店に着くなり、この娘がいい、とアゲアゲ調子で指名をかけた。部屋に通され、シャワーを浴びて・・可愛いお口で愚息を咥えられ・・あっという間に天国へ。一時間後、店外で商談相手と固い握手を交わした私は、意気揚々とJR五反田駅へ。夜の帳が街全体を包み始めたいた。

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