みんな馬鹿ばっかり

高校から大学に進学をし、初めての夏休みに気の合う友人達と旅行へ出掛けた時の話です。この時に釣るんでいた友人達とは入学直後の、あるイベントから、毎週のように、時には飲み屋、時には友人宅で安酒を飲んで遊ぶ仲間でした。そんな訳で、我々は夏休みに二泊三日の旅行を計画をし一泊目は外で宴会キャンプ、二泊目は宿をとり、街中で気が済むまで飲み明かす計画を立ち上げました。今、思い出しても空しい一泊目。野郎だらけの面子の周りに女連れの同年代がテントを張ってしまい、妙な肩身の狭さとか虚しさを味わい、それに負けまいと普段以上の酒を飲んだ上、完全に飲まれ、次の日は、反省や後悔なのか、はたまた二日酔いから来る物なのかは不明ですが、大して面白い会話も無いまま飲み屋街に繰り出す始末。気が付けば普段通りの飲み会へと元に戻れましたが、心の片隅で昨晩の虚しさと人肌の恋しさがシクシクと燻っていたのでしょう。私が。性感エステに行こうと。折角、遊びに来たのだから、ホテルに帰って寂しくペイチャンネル見ている位なら、渋谷の性感エステに行こうと提案したのです。勝手ながらも私の中では全員賛同を予想していましたが、予想は見事に外れ、グループは半々に別れる状態になってしまい、酷い事に、来い行くなの綱引き状態になってしまったのです。結局、お互い和解をせずに半々に分かれ、私を含めたメンバーは性感エステ店へ行き、ムウムウとした気分の中、訳も解らないまま、そんな訳の解らない遺伝子を搾り取られてきました。次の日は予想通り、前日以上の空気での帰宅となった上に、それが先輩の仲裁が入るまで数日間続いてしまいました。ですが、この件の、渋谷の性感エステ出航の提案者の名前は全員が熱くなり発情しすぎて今現在でも不明となっています。

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